北海道庁爆破・再審請求裁判(大森勝久) 北海道庁爆破・再審請求裁判 (大森勝久) 〇 本ホームページについて
私は保守主義者(自由主義者)に転向しましたが、北海道庁爆破裁判(死刑確定)の再審を 求めて裁判を続けています。私の政治主張のホームページとは別に、無罪を証明する文書を 社会にアピールする裁判関係専用のホームページを作るのがよいと考えて、古くからの友人 にお願いしてこのホームページを立ち上げてもらいました。 日本は文明国家ですから、〈法〉の支配が貫かれなくてはなりません。本ホームページにお いて、この裁判では核心証拠がことごとく捏造されていること、そして証拠の恣意的評価とそ れに基づいた事実のでっち上げ認定がなされてきていることを、明らかにしていきます。 私はこれだけで無罪であり、従って再審開始決定が出されなくてはなりません。 また、私はいまだ混合火薬の主剤である塩素酸ナトリウム(高濃度除草剤)を手に入れてな く、だから本件の爆発物を作れないことなどの無罪証拠も明らかにしていきます。当然にも私 の無罪は明らかであり、再審開始とならなくてはなりません。 この再審請求裁判に関心を持っていただければ幸いです。 なお、保守主義に転向した私は、かつての逮捕・起訴と確定裁判をまったく恨んでいません (これにつきましては、第52回コラムを参照してください)。 2011年12月19日、最高裁判所は私たちの「特別抗告」を棄却しました。(これについては 「最高裁、特別抗告を棄却する」を参照してください。これによって、札幌地方裁判所が2007年 3月19日に行った「第1次再審請求棄却」が、確定しました。 2013年1月23日、弁護団は第2次再審請求書を札幌地裁へ提出しましたが、2016年3月28 日に地裁はこれを棄却してしまいました。その3日後の2016年3月31日、弁護団は札幌高裁 に即時抗告を行いました。しかし、2017年1月11日にこれも棄却されてしまいました。 2017年1月16日、弁護団は最高裁判所に特別抗告申立書を提出しましたが、半年後の7月 18日、最高裁はこれを棄却しました。第1次再審請求の時は3年半を要しました。まさに拙速な 判断と言わざるを得ません。 大森勝久 2023年3月30日、札幌高裁は第3次再審請求を棄却しました。 弁護側は4月4日、「結論ありきの決定で、著しく正義に反する」として最高裁に特別抗告
※ コラムは第86回(2016年10月1日)をもって終了させていただきました
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大森勝久の政治的論文の関係ホームページです
・大森勝久評論集-日本の国家安全保障問題を論じる
[お知らせ]
「冤罪File」bO8.2009年12月号(季刊)という雑誌に、本事件に関して一審から今日までの裁判内容につい
ての記事があり、よくまとめて書かれています。関心のおありの方は、是非ご 一読ください。 札幌弁護士会から、第1次再審請求棄却決定に抗議する声明も出されています。
北海道庁爆破・再審請求裁判(大森勝久)
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