北海道庁爆破・再審請求裁判(大森勝久)


特別抗告申立書(2008年6月2日)

最高裁、特別抗告を棄却する(2011年12月21日)
 2011年12月19日最高裁判所は、2008年5月28日札幌高等裁判所がした「即時抗告棄却」に対して、私たちが行った「特別抗告」(同年6月2日)を棄却しました。棄却の理由には、「実質は単なる法令違反、事実誤認の主張であって、刑訴法433条の抗告理由に当たらない」と述べられているだけでした。
 
 最高裁は、このような「形式論」で棄却した形をとっているのですが、2008年6月2日の「特別抗告」申立てから3年半もの長い時間がかかっているのです。だから最高裁が、相当頭を悩ませたことは確かでしょう。
 
 これによって、私たちが2002年7月30日に札幌地方裁判所に申し立てた「再審請求」を、札幌地裁が2007年3月19日に棄却した決定が、確定することになりました。
 
 今後私たちは、「第2次の再審請求」を札幌地裁へ申立てるべく、準備を進めていくことになります。本ホームページの[目次]の一番上に載っています文書「北海道庁爆破裁判ー私は無実である」を一読していただけましたら、警察、検察が多くの証拠を捏造したことが、お分かりいただけるかと思います。
 
 ただ、第2次請求を行うためには、新証拠(専門家による鑑定書やそれに類する意見書等)を用意しなければなりませんので、それなりの準備時間が必要になります。引き続き関心をお寄せいただけましたら幸いです。

2011年12月21日記
 大森勝久


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